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洞爺湖サミットANN系列応援取材レポート① 2008.08.08
去る7月5日から10日にかけて、北海道は洞爺湖へ行ってまいりました。そう、洞爺湖の名前を一気に世界へ知らしめた、洞爺湖サミットの取材です。 今回は先輩カメラマンとペアで、音声兼アシスタントを担当させていただきました。

人生二度目の北海道。名古屋の暑さからしばらくお別れだな、とばかりに意気揚々と降り立つその地は、お世辞にも涼しいとは言えぬ気候。7月とはいえ一応持っていった長袖のシャツは、一度も袖を通すことなく終わりました。聞けば、北海道で20年ぶりの暑さだったらしいです。なにもこんな時に限って・・・。

2tv_man.jpg
取材中の筆者(右)と、
メ~テレ野添記者

さて、取材内容については先輩カメラマンに任せるとして、ここではANN系列の本拠地であるメディアセンターについて触れてみたいと思います。

メディアセンターは、洞爺湖サミット会場であるウィンザーホテルから約20キロ離れた留寿都(ルスツ)という町にある、ルスツリゾートという複合レジャー施設に建てられていました。ニュースで目にした人も多いと思いますが、すべてリサイクル可能な素材で建てられ、緑に囲まれた建物はどことなく愛・地球博を思い起こさせました。

keibiin.jpg さて、目の前にあるメディアセンター、ここにたどり着くまでが一苦労です。警備上の為に設けられた入り口はただ一つ。しかもセンターから遠い!さらにはセキュリティの厳しさ。サミット取材の為に与えられたパスをかざしてゲートを通り、空港よりも厳しい金属探知を受け(ベルトのバックルまでひっかかるので毎回はずす羽目に・・・)、持ち込む機材の説明をして、ようやく中に入れます。そこからセンターまでは歩いて約10分。重い機材を抱えての移動、かなり大変でした。

しかし一度センターにたどり着くとそこはなんと居心地のいいことか。地下室の大量の雪を利用した冷房は思っていたよりずっと快適で、全部リサイクル可能とはいえ出来たばかりのピカピカなフロア。何より取材で疲れたクルーの身体と心を癒してくれたのは、無料で振舞われるドリンクと軽食でした。想像してみてください…ペットボトルのお茶、コーラ、ポカリやサンドイッチ、おにぎり、カロリーメイト、デザートなど、全部無料なんです。そう、それはまるでコンビニの無料開放。腰が重くなるのも仕方ないかも…。 center.jpg

とはいえ、各ブースは技術の粋を集めた文字通りメディアのセンター。広大な北海道の各場所で取材した素材を集積し、テレビ朝日系列各局へ伝送する最前線基地です。もちろんHDに完全対応。中継だって即座に行えます。オンエアの時間が迫るとローカル、ネット、素材の優先順位や中継の有無でちょっとした戦争です。しかし、これだけの設備がサミットの開催されるほんの数日の為にしか機能しないのは、少々残念な気がしました。

今回の取材では、系列局の連携、とりわけ現場での連携がとてもうまくいっていたように感じました。メディアセンターをはじめ、洞爺湖周辺での中継においては、中継機材のセッティングは例えば秋田朝日さん、レポートするのはメーテレの記者なんていう混成部隊がほとんどでした。皆、慣れない土地なのに、何の違和感もなく対応できていたのは的確な指示と体制ができていたからこそです。もちろん、一日の取材を終えたら皆同じ宿。おいしい食事を囲んで親交を深めました。

さて、長くなりましたが今回の洞爺湖サミットANN系列応援取材、本当に有意義な経験となりました。各国の首脳が一堂に会すこの一大イベントに、自分が参加できる機会を与えていただき、心から感謝したいと思います。

技術本部技術2部:矢野健一郎


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